[レポート]旅するマーケットに、小さなファーマーズスクールが開校!
東遊園地から飛び出して、神戸のあちこちを旅するように開催中の「ファーマーズマーケットキャラバン」。旧居留地・浪花町筋で開催された7月31日、北側テントで〝小さなファーマーズスクール〟のプレスクールが初めて開かれました。
これは、兼業農家を目指す人に向けて北区淡河地区で開校中の「マイクロファーマーズスクール」の敷居をグンと下げた、旅するマーケット内に設けた月に1度の小さな学びの場。「まずは自宅のプランターで何か育ててみたい!」「ベランダ栽培をしているけど、うまくいかない…」といった、自宅での農業スキルを高めたいビギナーさんが集う場所として9月から本格始動していく予定です。
教えてくれるのは、マイクロファーマーズスクールでも講師を担当している森本聖子さん。現在は淡河地区にて専業農家をされている森本さんですが、OL時代にハマったプランター栽培がきっかけで農家に転身したのだそう。
この日のテーマの一つは、「夏野菜の管理」。夏野菜を長く楽しむための剪定や根切り、追肥について教わりました。
また、9月は秋野菜の栽培をスタートするにもぴったりなのだとか。「夏のこの時期から、秋には何が食べたい? と自分自身に聞くことから始めてみてくださいね。その後はプランターや土の用意をして、種蒔きから収穫までの計画を立てていきましょう」と森本さん。
土がカラカラになった時の対処法、市販の種袋に書かれた大切な情報の読み方…といった、家庭での栽培のコツもしっかり伝授してくれました。
質疑応答の時間では、「虫がたくさんやってきたらどうすれば?」「土を再生させるには?」など、たくさんの質問も行き交いましたよ!
小さなファーマーズスクールの次回のテーマは、秋植え野菜の管理と準備について。開催日時などの詳細は、ファーマーズマーケットのサイトにてご確認ください。→http://eatlocalkobe.org/farmers-market/
※マイクロファーマーズスクール
→http://eatlocalkobe.org/micro-farmers-school/