イチジク
神戸の野菜図鑑 | イチジク(マスイドーフィン)
Drawing by 神崎奈津子
兵庫県下でも神戸市の生産量が最も多いイチジクは、市内の学校給食などでも提供されている市民にとっておなじみの農産物です。収穫後に熟すことはない(追熟しない)ため、完全に熟して収穫されたものはなるべく早く食べるのがベスト。神戸では、産地と消費地が近いことを活かして、完熟まで畑で育てられて出荷されています。
ちなみに、食べている部分はイチジクの果実ではなく、花軸が肥大化した部分です。
「重力に素直なかわいい形。中身と形を見せたかったので、輪郭だけを残すなどしてみました。どう食べたら美味しいのか考え中です」(神崎奈津子)