高橋農園 / 高橋良彰さん
高橋良彰の<4月某日の日記>
4月末のキュウリの定植に備えて、今日は支柱立てとキュウリネット張りをすることにする。だがその前に、ソラマメの収穫。水やりもしておこうと水を流すと、水やりチューブが損壊している。直さねば。
天気予報のチェック。明日は雨か。枯草を燃やしておかなければ。雨が降るなら、ブロッコリーの追肥もしておこう。
メールが来た。ソラマメの追加注文。午前中に収穫した分では足りない。もう一度収穫。日が暮れる。今日もまた、キュウリの支柱は立たなかったのです。
高橋良彰さんに5つの質問
ー Q1:農家歴
7年目。予備校講師から、農業学校を経て押部谷で就農。
ー Q2:栽培作物
ソラマメ、キュウリ、ジャガイモ、カブ、大根、レタスなど。台風被害をきっかけに、少量多品目に。なかでも、収穫時期が短く、回転率の高くないソラマメは育てる農家が少ないが、生産地と消費地の近い神戸だからこその思いで、就農当初からソラマメをつくり続けている。
ー Q3:好きな野菜の好きな食べ方
育ててみて初めてわかる、とれたてのおいしさに感動したソラマメ、スイートコーンを、畑でとって生で頬張ること。
ー Q4:気になる農機具
マルチャー。畝にマルチを張る機械。1人の作業はとても大変なので。
ー Q5:尊敬している農家さん
押部谷の山崎高志さん。地域のためという気持ちが強く、自身の農業のかたわらでさまざまな人をつなぎ、多くの動きを生み出しておられるので。