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片山農園 / 片山美奈子さん 片山農園 / 片山美奈子さん

片山農園 / 片山美奈子さん

片山美奈子の<9月某日の日記>

相も変わらずK-POPで始まる朝。いつもは推しの音楽でテンションをあげるけど、今日の気分はPSYの”江南スタイル”。
うん、テンションばっちりだ。

本日のスケジュールはイチゴ苗の定植。
我が家のアイドルである猫のむぎと出勤。
猫の手も借りたいわけじゃないけど、むぎはハウスに行くのが好きみたいだ。
作業ペースがノリに乗ってきたころ、ひとりで遊んでいた猫がその流れを止めにきた。

“おい!主よ!抱っこしろ!もふもふしろ!”
いわゆるツンデレのデレ攻撃だ。
こっちの仕事のことなんておかまいなしに、見上げてミャーミャーと泣いている。仕方なく作業を中断してもふもふしてさしあげると、ゴロゴロと気持ちよさそうに喉を鳴らす。
なんて優雅で空気の読めない猫なんだ…。

でも思う。
こうやって動物と戯れながらゆっくりのんびり農業をするのもいいもんだと。
何事にも癒しの時間は必要である。

こうしてまた今年のいちごシーズンが始まった。

片山美奈子さんに5つの質問

ー Q1:農家歴
2003年に就農。もうすぐ20年! 元々実家が淡河町の農家で、私は大学を出てホテルのサービス業で働いていた。淡河町に道の駅ができるということで「いちごやらんか?」と声をかけてもらいやってみようと。

ー Q2:栽培作物
いちごを毎年3品種ほど作っている。あとは過疎地域の移動手段として立ち上がったゾーンバスの運転手をしている。

ー Q3:好きな野菜の好きな食べ方
いちごはやっぱりそのまま食べてほしいかな。あとはセロリを佃煮にするのが好き。

ー Q4:気になる農機具
自動運転の草刈り機が手に入ったら草刈りめっちゃ楽になるなぁ。

ー Q5:尊敬している農家さん
お隣の八多町の平山さんと橋本さん姉妹。いちご作りの天才! いろいろと教えてもらいました。