KOBEアベファーム / 阿部美都理さん
阿部美都理の<3月某日の日記>
朝5:30起床。7:30に自宅を出発。小一時間で畑に到着。 まだホースの水が凍っているので、ハウスの灌水は昼前になる。 それまでに前日にJAに引き取りに行ったミニトマトの苗を鉢上げ。 無加温ハウスはこのところ最低気温が-3°C。苗置き場にトンネルを作って入れておく。 ハウスの灌水をしながら、スナップエンドウの誘引。ネットを使うより風通しが良いかと思い、麻紐で誘引しているが、エンドウの成長が早くて追い付いてない感じ。焦る😱💦
でも、可愛い花がたくさんついてきたので頑張ろう!
阿部美都理さんに5つの質問
ー Q1:農家歴
1年と4カ月になります。会社勤めをしていた頃、貸し農園を探していた流れでひょうご就農支援センターの駅前講座を受講、それから楽農生活センターに入学しました。2020年に卒業して西区で農家になりました。ちなみに娘も今、楽農生活センターに在籍しており、農家を目指してがんばっています。
ー Q2:栽培作物
ハウス1棟と露地で主にトマト、とうもろこし、すいか、ブロッコリーや大根など、季節に応じて多品目栽培しています。阪神大震災のとき食べ物に困ったこともあり、安全で新鮮なものをつくりたいという思いが根底にあります。
ー Q3:好きな野菜の好きな食べ方
自分でつくっている野菜は基本どれも好きです。生で食べるのが一番の好み。煮たりした方が甘くなる場合もあるけど、せっかく真っ先に新鮮なものを食べられる立場だから。
ー Q4:気になる農機具
フレールモア。収穫した後のとうもろこし残渣(ざんさ)や雑草をきれいにつぶしてくれるので。トラクターの操縦はまだまだ怖いものがあります。この間もロータリーを上げたまま動き、ウイリーしかけてヒヤリとしました。機械のメンテナンスはあまり得意じゃないけど、夫がサポートしてくれています。
ー Q5:尊敬している農家さん
楽農生活センターで教わった先生です。女性の方で親近感もあり、丁寧な指導がありがたかったです。 農業は、力仕事をのぞけば、女性に向いている仕事だと思います。野菜の袋詰めなど細かな作業も多く、植物や生物の調子に気づいたりお客さま目線で考えることもできたり。女性農家チームもあったりするので、やりやすさもありますよ。