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山崎高志さん

山崎高志の<2月某日の日記>

おおさぶこさぶ~
朝、やっぱり押部谷はよく冷える。薄明かりでいろんな鳥が鳴いている。もうすぐ春か~と思う。
こういうことが実感出来る瞬間があることが”豊か”なんだと感じる。
車の音が増える。幹線道路の出勤ラッシュにはまらないように畑を移動。連なった自動車と農村の景色。古びたお堂と谷一つ越えた先にあるニュータウンのマンションが同じ角度で見える。なんかファンタジー。
今日は誰が野菜買いに来るかな~。

山崎高志さんに5つの質問

ー Q1:農家歴
約20年。およそ10年前から新規就農者を中心に「おしベジタブル」というチームを組み、各農家の野菜をセットにして販売するだけでなく、野菜と人の交流を中心とした里づくりの動きを行っている。農家としての枠を越えて多分野の人とつながり、自分たちの生活圏をより面白くしようと活動中。

ー Q2:栽培作物
なす、ケール、ジャガイモなど少量多品目を栽培。

ー Q3:好きな野菜の好きな食べ方
ケールは味が濃いので調味料もあまりいらない。卵焼きに混ぜたり、お味噌汁や鍋に入れたり。オーブンでかりかりに焼いて食べるのも好き。

ー Q4:気になる農機具
高い畝をつくる耕うん機「パタパタ」と、農地管理用の超大型草刈り機「モア」。誰も草刈りをしなくなって通れない道もあるので、枝などもまるごと刈れる大型草刈り機は地域としても重宝するはず。

ー Q5:尊敬している農家さん
押部谷で農業をされている森田さん、中西さん。農業はひとりではできず、地域の方々と協力しあって成り立つもの。地域の担い手が少なくなるなか、自身の農作業だけでなく、しっかり地域活動も行うふたりの姿を尊敬しています。