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レストランへ行こう!02 葵リベロ

エリア/神戸市中央区下山手通

トアロード沿いのイタリアン「葵リベロ」。
店のインスタグラムで「#兵庫を食べる」のハッシュタグをつけて投稿しているランチメニューは、2020年秋から始まった新たな試み。

「実は広島を訪れた際に、地元の素材をしっかり使っていることに驚きました。でも神戸では、地域の食材について地元の人もあまり知らないなと感じたんです」とは、シェフの浅田悦宏さん。生産者とつながり、この街をもっと盛り上げていきたいとの思いから、神戸や兵庫県産の食材に特化したランチをスタートしました。

その日使用する食材が、兵庫県&神戸市のマップに落とし込まれたメニュー。お客さん同士の会話や発見にもつながっているそう。

 

ハンター坂のイタリアン「リストランテ ハナタニ」出身のシェフ、浅田さん。「まだまだ僕も知らないことばかり。神戸のいろいろな地域の話をお客さんに教えてもらうこともあります」。

この日の前菜の盛り合わせには、神戸野菜のオルトラーナのほか、垂水区のイワシを使ったカルパッチョ、南あわじ市のえびすもち豚を使った焼きハムなどが。メイン料理にも淡路産のアオリイカやフレッシュトマトが登場したりと、まさに兵庫を食べ尽くすラインアップ。
気分に合わせてメニューをカスタムできる平日のランチ、コース仕立ての土日のランチ、どちらも地産地消にこだわった直球勝負のイタリアンが楽しめます。

土日のランチメニューより、前菜の盛り合わせ。

 

三田の製麺所にオーダーして、名物の手打ち麺の食感になるべく近づけたというパスタ。エアリーな食感でペロリ。


新たなチャレンジでもあったランチの始動から約1年。「海と山に囲まれて、コンパクトながら自然豊かな神戸。地域特有の良いものを探していきたいですし、もっと農家さんとも密に繋がっていけたら」と浅田シェフ。
「この季節にコレを食べるといいよ、といった栄養の話も今後は絡めていきたいです。料理人×農家×栄養士のイベントもやってみたいですね」とのことで、ますます神戸の食を盛り上げてくれる予感です。

 

葵リベロ
住所:神戸市中央区下山手通3-12-1
電話:078-381-8440
営業時間:12:00~15:00 17:00~23:00 水曜休