あぐりしあ / 加藤正樹さん
加藤正樹の<12月某日の日記>
「田の樹んフルーツ」の椎茸ハウスに小さな子どもたちがやってきたお話。
椎茸栽培を始めて1ヶ月ほどたったある日、近所の保育所の子たちに椎茸狩りを体験してもらいました。最初は真っ暗なハウスに入るのに腰が引けてたようですが、慣れてくると自ら好きな大きさのものをむしり取ったり、みんなはじめての感触を楽しんでいました。
見ている我々も幸せな気持ちに。またこのように子どもたちも楽しめる体験も考えていきたいと思います。
田の樹んフルーツ…耕作放棄地で無農薬果樹を育てる新規就農トリオ。2019年8月結成。
加藤正樹さんに5つの質問
ー Q1:農家歴
独立して4年目。
ー Q2:栽培作物
少量多品目で無農薬栽培を行う。「田の樹んフルーツ」では、椎茸栽培を担当。子どもたちの椎茸収穫体験なども行いながら、椎茸から地域をつなぐ活動を進める。椎茸の他にもなめ茸、ヒラタケ、キクラゲなども栽培予定。
ー Q3:好きな野菜の好きな食べ方
椎茸の直火焼きがオススメ。直火焼きでじっくり火を通してジューシーに。椎茸は収穫すると香りとともに水分が飛んでいくので、できるだけ収穫したての椎茸を使えるといい。
ー Q4:気になる農機具
椎茸には農機具はいらないので、これからの栽培拡大を見すえて栽培用の棚をつくりたい。
ー Q5:尊敬している農家さん
農業をやっていた祖父。子どもの頃から農業に取り組む姿を見てきたが、自分が農業を始める前に亡くなってしまった。農家としての日々を過ごすようになって、農業の難しさを感じるなかで「あなたのおじいちゃんは本当にようやっとった」と地域の方々から言われて、あらためて祖父のすごさを感じた。